メガソーラー(大規模太陽光発電所)が続々と立ち上がり、その運用や保守の効率化が課題になってきた。「太陽光発電システムは、可動部がなく保守に手間がかからない」と言われてきた。だが、実際に発電を始めると、草取りやパネルの清掃、点検など、定期的に人手が必要なO&M(運用・保守)業務も多い。膨大なパネルを並べるメガソーラーの場合、その手間やコストもばかにならない。また、屋根上など人手に頼れない危険な場所へのパネル設置も増えている。今特集では、こうしたニーズを見据えたロボット開発の最前線を追う。