今後、清水建設グループは、EPCサービスと発電事業の両方を拡大していく方針で、「発電事業を始めたことで、太陽光発電事業を当事者としても理解できるようになった。この経験を、今後のEPCサービスに反映させていく」(清水建設のエンジニアリング事業本部副本部長で、赤穂太陽光発電の社長を兼務する小林経夫氏)。
こうした狙いもあり、赤穂太陽光発電所には、新技術や独自の工夫を意欲的に導入したほか、メガソーラーとは別に、複数の架台や太陽光パネルを導入し、強度や耐塩害性、発電状況を検証している(図8)。
名称 | 赤穂太陽光発電所 |
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住所 | 兵庫県赤穂市西浜工業団地内 |
敷地面積 | 16万314m2 |
総投資額 | 約35億円 |
出力 | 9.99MW(太陽光パネルの出力:12.0855MW) |
年間予想発電量 | 約1365万kWh |
太陽光パネル | シャープ製の単結晶シリコン型、4万8342枚 |
パワーコンディショナー(PCS) | 東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製、20台 |
基礎・架台 | 清水建設製 |
発電事業者 | 赤穂太陽光発電(東京都中央区、清水建設の子会社) |
EPC(設計・調達・建設)サービス | 清水建設 |
売電開始日 | 2014年4月1日 |