連載
半導体、次の担い手
目次
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【第2部:技術編】モバイル端末を軽く長持ちに、低電力/小面積にしのぎを削る
スマートフォンやタブレット端末をもっと長時間、サクサクと動かし続けたい。そんなユーザーの要望を満たすのが、プロセサやメモリなどの半導体技術の進化だ。モバイル端末の心臓部を担う次世代半導体の開発が佳境を迎えている。
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【第1部:戦略編】高級機種から中位機種へ潮目の変化に賭ける
今後、スマートフォンやタブレット端末の主戦場は高級機種から、中位機種に移る。第1ラウンドは米Qualcomm社の圧勝だったが、この状況を変えるべく半導体メーカーは次の戦いに向けて弾を込める。COMPUTEX TAIPEI 2013で半導体メーカーの戦略が見えてきた。
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新旧交代、雪崩を打って
パソコン時代の終わりが目前に迫っている。2013年、タブレット端末の世界出荷台数がノート・パソコンを上回る。2年後の2015年にはデスクトップ型も含めたすべてのパソコンの出荷台数を超える。2016年のタブレット端末は3億7500万台と、パソコン全体の3億2900万台を引き離し、ノート・パソコンの2億…