スポーツクラブ大手のルネサンス(東京都墨田区)は、訪問看護事業に参入する。訪問看護でのリハビリテーションの提供により、要介護者が在宅で自立した生活を送れるようにするのが狙いだ。同社は、機能訓練に特化した通所介護事業所を東京都と神奈川県で7カ所運営しており、今後は、同じエリアを中心に訪問看護を展開する方針。

 1号拠点は、2014年6月に神奈川県鎌倉市内に開設する「ルネサンス リハビリテーション湘南深沢」。看護師3人、理学療法士2人の人員体制でスタート。運動機能のリハビリを中心に、日常生活の自立に向けた訓練を行う。サービス提供前に、利用者の姿勢や歩行状態を写真や動画で記録し、数カ月後にリハビリの効果を検証する。