低価格の3Dプリンターが登場したといっても、経費やポケットマネーで気軽に買える値段とはいえない。まずは3Dプリンターが動いているところを見てみたい、試しに使ってみたいという人が利用できる場所やサービスを紹介しよう。
ヤマダ電機の「LABI1 日本総本店 池袋」では3Dプリンターの展示スペースを設けている(図1左)。ここで動作する様子や、出力サンプルを見ることができる。3Dプリンター販売代理店のイグアスは、東京・渋谷で3Dプリンターのショールームを運営している(図1右)。米3Dシステムズの3Dプリンターのほか、大型の3Dスキャナーも揃えており、主に企業ユーザーが訪れている。
3Dプリンターを試用するなら、都市部などに登場しつつある、“ものづくりスポット”を利用する手がある。東京・渋谷の「FabCafe渋谷」では「Cube」の貸し出しサービスを提供している(図2上)。使い方を学びたいという人には、3Dプリンターの教室も開催している。
オープン化された市民工房として全国に広がる「ファブラボ」では、複数の施設で3Dプリンターを設置している。ファブラボ渋谷では、木曜夜に3Dプリンターの講習会を開いている(図2下)。このほかプリントサービスを手掛けるオフィス24は東京・新宿に3Dプリント工房「Office24 Studio」を開設した。