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第5回 100機種超の実機そろう

斉藤 栄太郎,中山 秀夫=日経SYSTEMS
2014/04/25 00:00
出典:日経SYSTEMS、2013年8月号 、pp.34-37 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
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 利用者が使うすべての端末でアプリが想定通りに動作するか。この実機テストを効率化するクラウドサービスがTaaSである。その一つ「Scirocco Cloud」を中心にTaaSの仕組みと実力を解説する。

 端末アプリ開発で避けて通れないのが、スマートデバイスの実機を使ったテストである。完成前に複数の実機で問題なく動作するかどうかを検証しなければならない。

 企業が特定の端末を一括で調達し、それに合わせてアプリを開発すれば済む案件を除けば、たいていこうした複数機種の実機テストが必要になる。今後、企業が社員に私物の端末の業務利用を認めるBYOD(Bring Your Own Device)が広がれば、実機テストの重要性が高まるのは必至だ。

 しかし実機テストは、大きな手間を伴う。特に現在のスマートデバイス市場でシェアの約半数を占めるAndroid端末がやっかいである。性能やメモリー容量といったハードウエアスペックの違いはもちろん、OSのバージョン、画面サイズ、解像度などが異なる機種がたくさんあるからだ(図1)。現在国内で購入可能なAndroid端末だけでも200機種以上あり、過去に販売された端末を含めると優に400機種を超え、今も増え続けている。

図1●Android端末の機種が増え実機テストがますます大変に
現在購入可能なAndroid端末だけでも200機種を超えており、開発チームが自前で実機を用意してテストするのは困難になっている
[画像のクリックで拡大表示]

 テストのために、これらの機種を網羅的に自前で用意するのは現実的に不可能である。既に販売中止になった古い機種は入手するのが困難で、そうした機種にこそさまざまな「癖」がありテストが必要になることも多い。

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