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佐々木記念クリニック(栃木県宇都宮市):レセプト情報を基に、クラウドサービスで簡易電子カルテ運用へ

FileMakerとiPadをプラットフォームとするクラウド型診療情報管理サービス導入

2012/12/18 00:00
増田 克善=医療ITライター

 19床を有する佐々木記念クリニックは、レセプト情報を基にしたクラウド型診療情報閲覧サービスである「smart viewer」を導入し、医療情報システムの環境整備に乗り出した。レセプトデータの患者情報、病名、診療内容(処方・処置・手術・検査・画像診断)をクラウドにアップロードし、iPadで入院病棟や訪問診療などで活用するのが目的。所見・バイタル入力できる機能も実装したサービスを、簡易的な電子カルテとして運用していく。FileMakerをベースとしていることで、今後同ツールで開発したシステムやWebサービスと連携して、よりコストを抑えたシステム環境整備の充実も期待している。


佐々木クリニックの外観。この他に渡り廊下でつながった入院病棟がある
[画像のクリックで拡大表示]

 佐々木記念クリニックは、1996年に宇都宮駅近くに無床診療所の佐々木クリニックとして開院した。脳神経外科領域の診断にはCTやMRIなどのモダリティが不可欠であるため、98年に市郊外の現在の地に佐々木記念クリニックと改名して新築移転。当初は5床の入院機能を持つ有床診療所として開業したが、内科、外科(胃腸科、肛門科)を診療科に加え、X線TV装置や負荷心電図検査(エルゴメータ)、高気圧酸素治療装置などもそろえた。入院病床の増床、オープン型MRI装置(0.2テスラ)、16列マルチスライスCT装置、超音波装置などの医療機器を導入し、専門医療を強化してきた。また、2005年には循環器専門医(現副院長)を招聘し、循環器内科分野にも力を入れている。

 「栃木県は、脳卒中患者の死亡率が全国で上位にランクされており、予後管理に注力しています。生活習慣病の予防や管理などの循環器領域の診療体制を確立し、脳神経外科領域の疾患をできるだけ防ぐのが当院の目標です」。診療放射線技師で事務部課長の大関信彦氏は、プライマリーケアから専門的医療まで幅広く対応する同クリニックの診療方針をこう説明する。

日経デジタルヘルス Special

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