新潟県の佐渡島(佐渡市)で、医療の効率化と品質維持のための医療業務改革が進行中だ。病院や診療所、調剤薬局などのシステムを連携し、患者の医療情報を共有する。この中核となるのが、4月に稼働したシステム「さどひまわりネット」だ。医療機関の既存システムを活用する、医師などの業務を増やさないために自動化を追求する、といった点が改革の勘所だ。