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HOMEエネルギー日本の原子力開発が抱える病理 > 原子力プロジェクトはなぜ失敗したのか---その原因と教訓(下)

日本の原子力開発が抱える病理

原子力プロジェクトはなぜ失敗したのか---その原因と教訓(下)

  • 物理学者・技術評論家 桜井 淳
  • 2013/11/15 00:00
  • 1/4ページ

II.考察

 前2回((上)(中))で述べた各プロジェクトの失敗原因を振り返ってみると、全てのプロジェクトに共通する欠陥は、[1]監督官庁におけるプロジェクト管理能力の欠如、[2]研究者やエンジニアの実力不足、[3]性急過ぎた世界へのキャッチアップ、といえる。中でも、むつやもんじゅなどの無責任体制を放置した[1]のプロジェクト管理能力の欠如は責任が重い。

 参考までに、筆者が客観性を担保するために動燃の設立と国家プロジェクトの評価について、東京電力元副社長へ聞き取り調査した際の内容を下記に掲載する〔以下、筆者の質問(Q)と、回答(A)〕*17

*17 聞き取り調査は、2011年3月11日の福島第一原子力発電所の事故以前に行ったものであり、現在の「脱原発依存社会」のような世論は反映されていない。

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