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太陽電池の“布”、暗い室内光でも発電

貼るだけセンサ向け自立電源を解説

加藤 伸一=ジャーナリスト
2013/10/10 06:00
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NMEMS技術研究機構 グリーンセンサネットワーク研究所 大岡山研究センター 長の谷岡明彦氏
筆者が撮影
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図1 机の上での照度400ルクスで機能する発電素子を開発
出典:ナノ・マイクロ ビジネス展(7月3日~5日、東京ビッグサイトで開催)と併設の「社会課題対応センサーシステム開発プロジェクト(平成23~26年度) グリーンセンサ・ネットワーク(GSN)プロジェクトセミナー」での谷岡氏の講演「センサネットワークシステムにおけるナノファイバー自立電源の開発」
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暗い屋内でも高効率に発電する“貼るだけ1000円センサ”向けフレキシブル太陽電池の開発が進んでいる。低コスト化に適した有機半導体による薄膜太陽電池をnm(10-9m)レベルの微細な繊維状に形成、これを“布”に仕立てる。植物工場への導入を計画している。開発の詳細をNMEMS技術研究機構 グリーンセンサネットワーク研究所 大岡山研究センター長の谷岡明彦氏が「センサネットワークシステムにおけるナノファイバー自立電源の開発」と題した講演で解説した。

 開発中の太陽電池は、センサ・ネットワーク端末向けに、一度取り付けたら交換が不要な自立電源を目指している(センサ・ネットワーク端末全体についての関連記事「貼るだけ1000円センサ、実証から実用へ」)。電池交換作業が不要になる。センサ・ネットワーク端末の電源として既存のボタン型電池も候補となるが、寿命が来れば交換が必要となる。

 谷岡氏が開発しているのは、室内光でも十分な発電ができる太陽電池だ。同氏によると、一般に室内の照度は窓際で1000ルクス、机の上で400ルクス、机の下で100ルクス。机の上の400ルクスの照度があれば、センサ・ネットワーク端末を駆動できる太陽電池の開発を目指した(図1)。

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