家電・モバイル ボリュームゾーンの最新動向を知る
 

第3回 何が劣化の要因なのか、測定環境を構築する

松浦 賢一=GLEAN Corporation
2013/08/14 00:00
印刷用ページ

 前回はLINE、comm、Skypeの音声品質について調べました。音声遅延時間が長いからといって必ずしも音声品質が悪いとは言えないことが分かりましたが、音声品質が劣化する要因については詳しく見ていません。

 そこで今回は、ネットワークの特性を変えながら遅延やパケット損失、揺らぎがどのような影響を及ぼすのか調べるために、その前段階としてオープンソースのIP-PBXである「Asterisk」を用いて測定用に閉じたVoIP環境を構築します。

測定環境を構築する

 最小限のVoIP環境を構築するため、今回の検証では表1のソフトウエアを使用しました。また、測定の使用する環境の基本構成を図1に示します。

表1●使用するオープンソース、フリーソフト、商用アプリケーション
名称 用途 バージョン 備考
CentOS Asteriskを動作させる為に使用 6.4Final 64ビット用
Asterisk IP-PBX 11.4.0 SIPサーバーとして使用
AGEphone for Windows Windows用ソフトフォン 1.0 Ageet製フリーソフトフォン
AGEphone for iPhone iOS用ソフトフォン 1.52 Ageet製フリーソフトフォン
VMWare Fusion 仮想OSを動作させる為に使用 5.0.3 ホストOSがWindowsの場合は、VM PlayerやVMWare Workstatiion、Virtualboxなどを使用
図1●遅延測定実施時の接続構成
[画像のクリックで拡大表示]

 簡単に構築の手順を以下で説明します。まずあらかじめ仮想OSを動作させるソフトウエアをインストールしているパソコンに、Asteriskを動かすためのOSとしてCentOSをインストールします。CentOSのインストーラはhttp://www.centos.org/から入手して下さい。インストーラを入手後、仮想化環境を構築するソフトウエアの指示に従ってCentOSをインストールします。

【9月15日(火)開催】触るインタフェース(応用編)
~ウエアラブルと身体性から読み解く次世代インタフェース~


ウエアラブルデバイスで触覚情報を利用するための基礎と最新技術や、全身触覚と身体性に着目した新しい触覚インタフェースの新潮流について解説する。この分野に精通する3人の講師が、様々な研究開発例とその実装方法を紹介する。詳細は、こちら
会場:BIZ新宿 (東京・西新宿)
コメントする
コメントに関する諸注意(必ずお読みください)
※コメントの掲載は編集部がマニュアルで行っておりますので、即時には反映されません。

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

Follow Us

  • Facebook
  • Twitter
  • RSS

お薦めトピック

日経テクノロジーオンラインSpecial

記事ランキング