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設計・生産 ものづくり現場の競争力アップに貢献する
 

第14回:アプリやデータの管理は二の次(下)

木崎健太郎、富岡恒憲
2013/04/11 00:00
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出典:日経ものづくり、2010年7月号 、p.51 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 前回紹介したように、アプリやデータの集中管理にはさまざまなメリットがある。ただ、そうした仕組みを社内で構築するには、それを企画し、運用管理できる人材が不可欠となる。

 では、そうした人材の確保が難しい企業はどうすればいいのか──。その候補の1つとして検討する価値がありそうなのが、クラウド・コンピューティングである。

クラウド使い社外でデータ管理?

 そこで、その可能性を探るべく、『日経ものづくり』が実施したアンケート調査の結果がである。これによれば、クラウド・コンピューティングを用いて設計データを社外で管理することに賛成する人が19.2%、反対する人が68.5%と、反対派が大多数だった。興味深いのは、反対派とはいっても、29.5%もの人がクラウド・コンピューティングのバックアップ体制やセキュリティーが充実していることを認めている点である。「製造業者であれば、設計データは自分たちで管理すべき」という呪縛があるのかもしれない。

図●クラウド・コンピューティングを用いて設計データを社外で管理することに対する考え方
「クラウドを用いて、設計データも管理しようという考え方がある。貴重な設計データを社外で管理することについて、『大事なお金を銀行で管理するのと同じ』と例えて説明されたら、どのように感じますか(1つ選択)」という問いへの回答。
[画像のクリックで拡大表示]

* アンケート調査は、ニュース配信サービス「日経ものづくりNews」の読者を対象にWeb上で実施した。実施時期は、2010年4月28日~5月10日。有効回答数は577。回答者プロフィールは「設計開発・生産の現場でITを利用する立場」の人が39.2%、「同現場でIT導入を推進する立場」の人が20.8%、「全社単位でのIT導入を推進する立場/IT部門」の人が11.8%だった。所属先の従業員数による分類では、100人未満の人が21.2%、100人以上1000人未満の人が30.7%、1000人以上の人が47.6%だった。

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