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第3回 特許の“総合力”から定量化

Steve Lee=米Ocean Tomo, LLC.
2012/12/03 00:00
出典:日経マイクロデバイス、2009年4月号 、pp.49-50 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
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特許ポートフォリオの強さを定量化

 次に,半導体メーカー上位20社の競争力を,保有特許の“総合力”から分析する。

 この目的には,IPQスコアに基づいて算出するわれわれのもう一つの独自指標である「IPS(IP Strength)スコア」を活用する。これは,各社ごとにすべての保有特許のIPQスコアを合計したものである。このスコアは企業の特許ポートフォリオの強さを反映し,市場における各社の競争力の指標となる。IPSスコアの算出に当たっては,前出の三つの分野に対象を絞る。

 さらに,特許ポートフォリオの強さを企業間で比較するために,「IPSスコアの占有率」という概念を導入する。これは,各社のIPSスコアを,上位20社のIPSスコアの合計値で割った値である。ある企業のIPSスコアの占有率が高いことは,その企業が保有する知財の規模が他社に比べて相対的に大きいことを示している。

 1998~2007年における各社のIPSスコアの占有率を見ると,年次によらず上位10社の合計が20社の合計の約85%を占めることが分かる(図6)。経時変化に着目すると,IPSスコアの上位10社が固定化したのは,最近5年以内にすぎない。このことは,過去10年間のスパンで見ると,IPSスコアが大きく変動した半導体メーカーが複数存在することを示している。

図6●時代とともに特許の勢力図に変化
半導体関連の三つの技術分野について,各社の特許ポートフォリオの強さの指標となるIPSスコアの占有率の経時変化を示した。米Ocean Tomo, LLC.のデータ。

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