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トヨタが電力事業者になる日

第2回:PHEV/EV普及のカベを壊す

  • 清水 直茂=日経Automotive Technology
  • 2012/10/23 00:00
  • 1/3ページ

 車載電池の魅力は安いだけにとどまらない。車載電池は数十kWの駆動用モータに電力を供給できるほど高い出力がある。これは、複数の住宅に電力を供給できるほどの能力だ。住宅1軒で使う電力は5k~10kW程度。ある住宅の車両1台だけで周辺の住宅何軒かの太陽光発電の変動を抑えることも計算上は可能だ。

 この点に期待する企業の一つが、神奈川県横浜市でdSPACE Japanなどと複数の住宅間での電力融通を狙った実証実験に取り組むPALTEKである(図6)。「1台で単純計算して10軒程度の住宅に電力を供給できる。現状で高出力な電池を安く入手する手段はEVを買うほかにない」(同社スマートグリッド事業部統括部長の前川大介氏)という。


図6 車載電池で複数の住宅に電力を供給

図6 車載電池で複数の住宅に電力を供給
数十kWのモータを動かすために設計された車載電池の出力は大きい。その点に着目して複数の住宅の電力をまかなう試みがある。右側のイラストはPALTEKの提供。

 10軒程度という数は融通する軒数としてちょうど良い。電柱に設置する100V/200V対応の変圧器1基から先の低圧配電線につながる住宅数が10軒程度だからだ。柱上変圧器の上流まで電力を融通しようとすれば、6.6kVの高圧配電線を経由しなければならず、現状の変圧器の構造を変える必要がある。これは多額のコストが掛かるため現実的ではないと考えられている。

放電機能で魅力向上

48V化で変わるHEV勢力図
~日本は欧州の標準化に対抗できるのか~
Valeo社、Continental社、Infinion社など主要企業が講演


欧州メーカーが2016年に48Vのマイルドハイブリッド車(HEV)を実用化します。48V化する最大の狙いは、発電機で、エンジン駆動力をアシストできるようにすること。燃費が向上し、欧州の2021年規制(CO2排出量=95g/km)をクリアしやすくなります。一方の日本は、各社が200V程度の高電圧電源を搭載し、専用の駆動用モーターを配置する、本格的なストロングHEVで世界をリードしています。日本は欧州勢に対抗できるのか━━。今回のセミナーでは、48V規格の最新動向から、事例、HEV市場に与えるインパクトまで、多面的に迫ります。詳細は、こちら

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