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【第2回】ヘルスケアへの関心・関与は男女で顕著な差

メンタルヘルスは若年層ほど関心が高い

2012/11/01 00:00
高橋 祥、田平 博嗣=U'eyes Design、笹木 雄剛=テクノアソシエーツ

 健康や美容は多くの消費者にとって関心の高いテーマである。中でも、予防や抗加齢(アンチエイジング)は、消費者の普遍的なニーズ・興味として身近なものとなっている。ただ、その対策のために実際に何らかの行動を起こしているかというと、そうでもない場合が多そうだ。また対策は、性別や年代によって異なる。

 デジタルヘルスケア市場において、企業が効果的・効率的に活動するには、市場を構成している生活者のヘルスケア意識や行動について、的確な分析と深い理解が求められる。

 そこで、テクノアソシエーツと40万人のモニター会員を持つU'eyes Designは、共同でマーケティング・リサーチを行い、現代の生活者における健康と美容のヘルスケア意識と行動を捉え、調査レポート「デジタルヘルスケア、消費者価値に見るビジネス機会~疾病予防・抗加齢編~」としてまとめた。

 この結果、ヘルスケア全般にわたって、男性に比べて女性の方が関心と関与が高いが、予防として実際に具体的な対処ができていることは少ないことが明らかになった(図1)。ストレス対策、体重計測、調理の際の減塩、冷え対策、紫外線予防、こまめな歯磨き、白髪染めなど、自分の生活の工夫や手軽な方法でできることへの関与は高い。ところが、血糖値や血圧の測定、重心バランスの計測、ホルモン値や骨密度のチェックなど、医療機関での受診が必要な対策については、関与が低い。

図1●「メンタルヘルス」「生活習慣病」についての関心の強さと具体的な対処方法
ストレス解消への関心は高く、具体的な対処もしている(上)。一方、血糖値対策については、関心は高いものの、ほとんど何も対策をしていない消費者がほとんど(下)。(テクノアソシエーツ「デジタルヘルスケア、消費者価値に見るビジネス機会~疾病予防・抗加齢編~」より)
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