本連載第32~33回では、多くの製品開発現場が抱えるデザインレビュー(DR)の問題点に触れた。そこには「DRの形骸化」「DRの通過基準が不明確」という2つの共通点があることを指摘し、解決のためのポイントを説明した。さらに「不具合未然防止」につなげるには、DR(プロセス)の改善だけではなく、製品(プロダクト)の機能について本質的な理解を深め、品質を向上させることが必要であると述べた。今回からは、不具合未然防止を実現するために必要な、活動のポイントを解説していく。
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