設計力向上 開発手法と支援ツールの動向・事例
 

第11回:設計プロセスの再定義(中)

待寺 裕一=O2 技術ディビジョン コンサルタント
2012/10/29 00:00
出典:日経ものづくり、2010年7月号 、pp.78-79 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
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依存関係を事前に整理する

 真の3次元設計プロセスへと再構築するための具体的な活動は、次のようになる()。まず、ポイント①。対象製品における従来の設計手順を確認し、設計時に行っている検討事項を明確化する。次に、各検討事項の間の依存関係を整理し、最も効率的となるように設計手順を見直す。これは、部品やユニット間の依存関係を整理することにもなる。

図●設計プロセスの再構築に向けた取り組み
従来の設計手順では部品単位ではなく、検討事項ごとに作図できる。検討事項のb2は、c2とc3が決まれっていないと検討できないが、b1はa1が決まれば検討できるといった具合だ。検討事項間の依存関係を整理すれば、部品単位で検討事項を処理することも可能になる。
[画像のクリックで拡大表示]

 アセンブリを構成する部品やユニットの大きさや位置は、少なからず相互に影響し合う。例えば、部品の外形を決める際には、隣接する部品とのクリアランスやスペースの取り合いを考慮する必要があるし、機能部品を配置する際には、その機能の実現に不可欠となる設置位置の制限もある。

 このような部品間/ユニット間の依存関係が、構想設計段階では明確でなければならない。前述のように、2次元CADでは依存関係に気が付いた部分から作図していけばよいが、3次元CADでは各部品単位で形状を完成させていかなくてはならないからだ。

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