クルマ 自動車の最新技術を追う
 
狩集 浩志=日経エレクトロニクス
2012/10/09 00:00
出典:日経エレクトロニクス、2012年2月6日号 、pp.75-77 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
印刷用ページ

ドイツ・メーカーの投入が相次ぐ

 今回のデトロイト・モーターショーでハイブリッド車(HEV)とプラグイン・ハイブリッド車(PHEV)を披露したのは、Ford社だけではない。10車種を超えるHEVやPHEVが世界初公開された()。このうち、HEVについては、ドイツ・メーカー3社が米国で2012年中に発売を計画している新型車を4車種も発表した。

表 デトロイト・モーターショーに出展された主なHEV
[画像のクリックで拡大表示]

 自社で初めてとなる前輪駆動のHEV「Jetta Hybrid」を初公開したのが、ドイツVolkswagen社である。1モータ方式のハイブリッド・システムで、排気量1.4Lのターボ付き直列4気筒ガソリン・エンジン(最高出力110kW)に、20kWのモータと1.1kWhのLiイオン2次電池パックを組み合わせた。変速機には7速のDCT(dual clutch transmission)を搭載している()。

図 新しいハイブリッド・システムが続々
Liイオン2次電池を採用したハイブリッド・システムの搭載が本格化している。Volkswagen社のJetta Hybridには三洋電機、Daimler社のEクラスのHEVにはLi-Tec社のセルを用いた。
[画像のクリックで拡大表示]

 燃費は米国の「combine」モードで45mpg(約19km/L)。同等の最高出力を備えるガソリン車に比べて20%ほど燃費が向上するという。さらに、最長で約2kmかつ、車速44mph(約70km/h)までモータだけのEV走行が可能である。

 Liイオン2次電池はパナソニック・グループとなった三洋電機製で、5Ahの角型セルを60個用いた。電池パックの電圧は220Vで、重さは35.8kgである。

 Jetta Hybridは2012年11月から北米で発売する予定で、欧州での発売は2013年以降になる見込み。価格は2万6000米ドル(約200万円)程度になるもよう。

ここから先は日経テクノロジーオンライン会員の方のみ、お読みいただけます。
・会員登録済みの方は、左下の「ログイン」ボタンをクリックしてログイン完了後にご参照ください。
・会員登録がお済みでない方は、右下の会員登録ボタンをクリックして、会員登録を完了させてからご参照ください。会員登録は無料です。

【日経Automotiveセミナー】
 escar Asia 2015
  ~クルマのハッキング対策、世界の最前線~


今後、クルマにハッキング対策は必須だ。リコールに至るなど実害が出始めた。いま、日米欧でECU(電子制御ユニット)のセキュリティーを高めるためのプロジェクトが動いている。escar Asia 2015は、世界の第一線級のセキュリティー技術者が集って最新の情報を披露し、議論する。総務省、JASPAR、欧州メーカーなどが一堂に集まり、今後の展望を語る。詳細はこちら
車載ネットワークの最新動向を解説する「激変!車載ネットワーク」も同時開催。詳細はこちら

日時:2015年9月7日(月)~8日(火) 10:00~17:05
会場:目黒雅叙園(東京・目黒)
主催:日経Automotive
日経BP主催のお薦めセミナー
スキルアップしたい方は必見!

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

Follow Us

  • Facebook
  • Twitter
  • RSS

お薦めトピック

日経テクノロジーオンラインSpecial

記事ランキング