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HOMEクルマ回復基調の米ビッグ3、燃費と表示系で攻める > 第2回:相次ぐHEVの初公開

  • 狩集 浩志=日経エレクトロニクス
  • 2012/10/09 00:00
  • 1/3ページ

ドイツ・メーカーの投入が相次ぐ

 今回のデトロイト・モーターショーでハイブリッド車(HEV)とプラグイン・ハイブリッド車(PHEV)を披露したのは、Ford社だけではない。10車種を超えるHEVやPHEVが世界初公開された()。このうち、HEVについては、ドイツ・メーカー3社が米国で2012年中に発売を計画している新型車を4車種も発表した。

表 デトロイト・モーターショーに出展された主なHEV
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 自社で初めてとなる前輪駆動のHEV「Jetta Hybrid」を初公開したのが、ドイツVolkswagen社である。1モータ方式のハイブリッド・システムで、排気量1.4Lのターボ付き直列4気筒ガソリン・エンジン(最高出力110kW)に、20kWのモータと1.1kWhのLiイオン2次電池パックを組み合わせた。変速機には7速のDCT(dual clutch transmission)を搭載している()。

図 新しいハイブリッド・システムが続々
Liイオン2次電池を採用したハイブリッド・システムの搭載が本格化している。Volkswagen社のJetta Hybridには三洋電機、Daimler社のEクラスのHEVにはLi-Tec社のセルを用いた。
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 燃費は米国の「combine」モードで45mpg(約19km/L)。同等の最高出力を備えるガソリン車に比べて20%ほど燃費が向上するという。さらに、最長で約2kmかつ、車速44mph(約70km/h)までモータだけのEV走行が可能である。

 Liイオン2次電池はパナソニック・グループとなった三洋電機製で、5Ahの角型セルを60個用いた。電池パックの電圧は220Vで、重さは35.8kgである。

 Jetta Hybridは2012年11月から北米で発売する予定で、欧州での発売は2013年以降になる見込み。価格は2万6000米ドル(約200万円)程度になるもよう。

48V化で変わるHEV勢力図
~日本は欧州の標準化に対抗できるのか~
Valeo社、Continental社、Infinion社など主要企業が講演


欧州メーカーが2016年に48Vのマイルドハイブリッド車(HEV)を実用化します。48V化する最大の狙いは、発電機で、エンジン駆動力をアシストできるようにすること。燃費が向上し、欧州の2021年規制(CO2排出量=95g/km)をクリアしやすくなります。一方の日本は、各社が200V程度の高電圧電源を搭載し、専用の駆動用モーターを配置する、本格的なストロングHEVで世界をリードしています。日本は欧州勢に対抗できるのか━━。今回のセミナーでは、48V規格の最新動向から、事例、HEV市場に与えるインパクトまで、多面的に迫ります。詳細は、こちら

日程 : 2016年5月24日
会場 : 関内新井ホール (横浜・関内)
主催 : 日経Automotive

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