韓国Samsung Electronics社半導体部門の成長の軌跡を過去10数年のインタビュー記事と解説記事から振り返る。半導体など電子デバイス事業部門の売上高は1997年からの15年に10倍以上に成長した。成長の過程で主力の半導体部門トップはどのようなビジョンを描き、どのような決断をしてきたのか。大量生産、非メモリー、ソリューション、新市場創出……。キーワードを追っていくだけでも、同社には将来の市場・技術変化を見抜くマーケティング力が、やはりあるように見える。温故知新。かつての記事から、未来を見通すヒントを見つけてはいかがだろう。(Tech-On!編集)



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Samsung Electronicsの電子デバイス事業の売上高推移
1995~1999年はメモリーとシステムLSIの合計。2000~2002年は液晶ディスプレイを追加。2003~2010年は、さらにハード・ディスク装置(HDD)を追加。2011年はHDDを除外。2009~2011年は国際会計基準に基づく。同社提供のデータを基にTech-On!が作成。