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攻めの節電、守りの節電

最終回:戦略7--電力見える化で理詰めの節電

横河電機 甲府工場

  • 高野 敦=日経ものづくり,高田 憲一=日経ものづくり
  • 2012/08/15 00:00
  • 1/4ページ

 横河電機の甲府工場(甲府市)は、プロセス産業の省エネルギに役立つ制御機器や、計測機器などを生産している。省エネルギ機器の工場だけあって、同社の省エネルギと節電のモデル工場でもある。同社が開発した、見える化でエネルギのムダとりを支援する工場エネルギ管理システム「Enerise E3」もいち早く導入している。

 そして、こうしたシステムなどをまず顧客に知ってもらう狙いもあって、甲府工場の省エネ・節電対策を紹介する見学会を実施している。この見学会を担当する横河電機ソリューション営業統括本部VPS開拓本部エネルギーコンサルティング部副部長の石川保郎氏は、最近あることに気付いた。

 「見学するお客様が知りたいことは、横河電機のエネルギ管理システムでもなければ、甲府工場の具体的な対策例でもない」(同氏)。エネルギ管理システムは他にもあるし、具体的な対策にしても、業種や業態が違えば通用しないこともある。「それよりも知りたいことは、対策をいかに見つけ出すか、そしていかに実行していくかだ。そして、そのために甲府工場が何を重視しているかを考えていくと、システムと組織にたどり着いた」(同氏)。システムとは、電力計やエネルギ管理システムといった、見える化に関わるもの。一方、組織とは人に関わるものだ。この2つが両輪となって、継続的な省エネ・節電が可能になる。

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