大手の後工程受託メーカーは,Cuワイヤ対応による既存事業のシェア拡大とともに,事業領域の拡大も狙っている。その一つが, TSV(throughsilicon via)を使った3次元実装技術や,部品内蔵技術,そして受動部品をSi基板上に作り込むIPD(integrated passive device)技術などを駆使した,モジュール事業である。チップの微細化に伴う技術障壁が高まっていることから,「今後はパッケージ技術の重要性がさらに高まるだろう。機器メーカーが我々と協業する利点は多い」(Amkor社のPopovich氏)と自信を見せる。
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