• BPnet
  • ビジネス
  • PC
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

HOMEエレクトロニクス機器NFCが変えるモバイル・ペイメントの姿 > 第1回・おサイフケータイ誕生

NFCが変えるモバイル・ペイメントの姿

第1回・おサイフケータイ誕生

  • 山本国際コンサルタンツ 代表 山本 正行
  • 2011/08/29 09:00
  • 1/4ページ


 2011年後半から本格化するスマートフォンへのNFC標準搭載を契機に、米Google社や米Apple社、欧米の携帯電話事業者、銀行、クレジットカード業者などが、NFC(near field communication)を使ったモバイル・ペイメント(携帯電話機による決済サービス)に本格的に乗り出す(NFCの詳細についてはこちらを参照)。Google社がクーポンとNFCによる決済を融合させたスマートフォン向けサービス「Google Wallet」を2011年夏から開始するほか、米国、英国、ドイツ、フランスなどの携帯電話事業者や銀行、交通機関がこぞって、2012年頃に向けてNFCとスマートフォンを組み合わせた決済サービス開始を計画している。狙いは現実世界での購買活動をネットワーク上に取り込み、これを解析することで、新しいモバイル・サービスを生み出すことだ。

 本連載では、欧米と日本のモバイル・ペイメントの歴史を振り返ったうえで、今後登場するサービスや、Google社やApple社の参入によるモバイル・ペイメントの新しい業界地図を展望する。

 第1回目の今回は、世界に先駆けて携帯電話機の非接触通信を使ったモバイル・ペイメントを実現した、おサイフケータイが生まれるまでを中心に解説する。

情報サービスのキャリア課金が源流

 最初に今回のテーマである「モバイル・ペイメント」の定義をしておきたい。モバイル・ペイメントはコンビニエンス・ストアや駅の改札などの現実社会だけでなく、電子商取引(EC)を含んだモノを売る場(マーケット・プレイス)で、携帯電話機やスマートフォンを使って決済することを指す(図1)。この定義に従えば、モバイル・ペイメントの歴史は、ゲームや情報サービスなどのいわゆる「モバイル・コンテンツ」の支払い手段として使われ始めたところから始まる。

モバイル・ペイメントの定義
[画像のクリックで拡大表示]

モバイル・コンテンツの支払いは基本的にはネット決済のモバイル版だが、携帯電話事業者による収納代行(キャリア課金)が基本となっている点が従来のネット決済と大きく異なる。モバイル・ゲームの発展に伴い、モバイル・ペイメントにはプリペイド方式の電子マネーという決済手段も取り込まれていった。

iモードでモバイル・ペイメントが活性化

【技術者塾】(5/26開催)
シミュレーション要らずの熱設計・熱対策

~熱を電気回路に見立てて解析、演習で応用力アップ~


本講演を受講すると、シミュレーションに頼らない実践的な熱対策・熱設計ができるようになります。演習を通して実際に熱を解析し、熱設計への理解を深められます。現場で応用できる熱解析ツールを自分で作成できるようになります。 詳細は、こちら
日程 : 2016年5月26日
会場 : 化学会館 7F(東京・御茶ノ水)
主催 : 日経エレクトロニクス

おすすめ