【前回のあらすじ】2003年9月,ついに8速自動変速機(AT)の開発プロジェクトが具体的に動きだした。事前に実現の可能性を検討したとはいえ,量産を考慮した上での設計を進めていく中でさまざまな課題を克服しなければならなかった。その一つが軽量化である。初期段階の試算では,8ATの質量は110kgと目標値を大きく上回っていたからだ。トヨタ自動車とアイシン・エィ・ダブリュの開発陣は,アルミダイカスト製ミッションケースの一体化など一つひとつの部品について軽量化対策を施し,その結果95.4kgという質量を実現した。あと残す課題は,シフトチェンジの制御方法である。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

日経クロステック登録会員になると…

新着が分かるメールマガジンが届く
キーワード登録、連載フォローが便利

さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に!
春割キャンペーン実施中!
>>詳しくは


日経クロステックからのお薦め

春割キャンペーン実施中!
日経BP総研の問い合わせフォーム

企業価値を高めたいとお悩みなら

日経BP 総合研究所がお話を承ります。ESG/SDGs対応から調査、情報開示まで、お気軽にお問い合わせください。

ブランド強化、認知度向上、エンゲージメント強化、社内啓蒙、新規事業創出…。各種の戦略・施策立案をご支援します。詳細は下のリンクから。

日経BP総研の問い合わせフォームへ行く

日経BPで働きませんか

日経BPで働きませんか

「デジタル&ソリューション」をキーワードに、多様な事業を展開しています。

日経BPは、デジタル部門や編集職、営業職・販売職でキャリア採用を実施しています。デジタル部門では、データ活用、Webシステムの開発・運用、決済システムのエンジニアを募集中。詳細は下のリンクからご覧下さい。

Webシステムの開発・運用(医療事業分野)

システム開発エンジニア(自社データを活用した事業・DX推進)

システム開発エンジニア(契約管理・課金決済システム/ECサイト)