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 「PSPフォン」「PSP携帯」などと噂されていたゲーム機能を強化した携帯電話機「Xperia PLAY」が,2011年2月13日に日スウェーデン合弁のSony Ericsson Mobile Communications社から正式に発表された。本体はスライド型。筐体をスライドさせない状態では,通常のタッチ式のAndroidスマートフォン。そして,筐体をスライドさせれば,PSPに似たゲームパッドを備えており,ゲームが十分に楽しめる。

 ゲーム好きな人々をはじめとして大きな話題を振りまいているXPERIA PLAYは,まず3月に米国で発売される。日本において,実機を手にとって見るのはもうちょっと先になりそうだ。では,このXPERIA PLAYを,識者はどのように見ているのか。5人の方に寄稿をお願いした。

細川 敦 メディアクリエイト代表取締役
真の“ウエアラブル・ゲーム機”がついに登場

生島大嗣 アイキットソリューションズ代表
PSPを中心としたエコシステムを広げる役割担う

宮澤 篤 東京工芸大学 芸術学部ゲーム学科 准教授(2011年4月着任予定)
“万能マシン”はソーシャル・メディア市場の勝者になれるか

原田 養正 U’eyes Design 第2UCDグループ
Xperia PLAYはシンボル的な存在

上田 英里 中京テレビ放送 技術局制作技術部 三次元研究プロジェクト研究員
本格ゲームの配信は,対「iPhone」の強みに