成熟商品の代表格である掃除機。
約550万台/年の安定した需要を家電各社が
し烈に奪い合う。
主戦場となっているのは,
製品価格が5万円以上の高級機種市場。
1999年~2000年にかけて、40万~50万台/年とされる高級機種市場の,おおよそ半分に当たる24万台を1999年9月の発売後1年で獲得した掃除機がある。
三洋電機の「排気が少ない」掃除機である。
工場生産が間に合わないほどのヒット商品となった
掃除機の開発物語を紹介する。