電子書籍市場が急速に動き始めた。その市場規模は,急拡大を遂げるという予測が相次いでいる。「音楽」「動画」に続き,エレクトロニクス業界で一大市場を築く可能性が出てきた。風雲急を告げる電子書籍市場の行方について,同市場にかかわる企業トップによる緊急対談を実施した。
連載
明日の電子書籍市場を占う
目次
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最終回:さまざまな端末を持つのが我々の強み
─先日発表したネットブック「NetWalker」は,電子書籍端末としても使えるということで,電子書籍市場からも注目を集めています。
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第3回:Amazon.comは競合ではない
書籍検索サービス「Google Book Search(Googleブックス)」を展開するGoogle社が,電子書籍市場で注目度を増している。2009年末には電子書籍販売サービスを始めるほか,Googleブックスでは作家団体や出版業界と合意した和解案について,これに反対する連合「Open Book …
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第2回:画面や通信の本命はどうなる
桑田氏 電子書籍端末のディスプレイとしては,やはり電子ペーパーなのか,それとも液晶で十分なのか,という議論もあります。
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第1回:汎用か専用か,端末の姿を占う
電子書籍市場に関連するニュースが後を絶たない。本誌が2009年6月29日号に,特集「電子書籍 メジャーへのページをひらく」を掲載した後も,さまざまな動きが目白押しだ。