COLLEGE 製造業の“本当”を探求
 

第1回 自動車:衰えないクルマの電動化と電子化,先進国でも新興国でも高まるニーズ

田野倉 保雄=日経エレクトロニクス
2010/01/13 12:00
出典:日経エレクトロニクス、2009年10月5日号 、pp.84-86 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
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 「リーマン・ショック」から1年,世界的な不況は底を脱し,日本の製造業が元気を取り戻し始めている。経済産業省が2009年8月末に発表した製造工業生産予測指数によると,2009年8月は前月比2.4%,9月は同3.2%の上昇を見込む(図1)。2008年秋以前の水準には戻っていないが,回復基調にある。

図1 底を脱した製造業
経済産業省が2009年8月末に発表した製造工業生産予測指数では,2009年8月,9月とも上昇を予測する。「総じてみれば,生産は持ち直しの動きで推移している」という。(図:製造工業生産予測調査のデータを基に本誌が作成。2009年8月は見込み,9月は予測)

 業種別では,自動車など輸送機械の回復ぶりが目立つ。2009年8月の新車総販売台数は,前年同月とほぼ同水準の約30万8500台にまで戻ってきた。ただ,車名別ランキングを見ると,異変に気付く。エコカー減税や新車購入補助金制度などの効果もあるが,並み居るガソリン車を抑え,ハイブリッド車が台頭しているのだ(図2)。

図2 新車販売台数でハイブリッド車が台頭
2009年4月にホンダ「インサイト」がハイブリッド車として初めてトップに立った。5~8月は同じくハイブリッド車のトヨタ「プリウス」がトップを維持している。図中の数字は順位を示す。 (図:日本自動車販売協会連合会のデータを基に本誌が作成)

 まず2009年4月にホンダ「インサイト」が,ハイブリッド車として初の首位に輝いた。5月にはトヨタ自動車「プリウス」が首位に立ち,現時点でその座を4カ月連続で維持している。特に新型プリウスは,納期まで8カ月以上かかるほどの人気ぶりである。

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