家電・モバイル ボリュームゾーンの最新動向を知る
 

第1回:モバイルを目指す次世代インタフェース

根津 禎=日経エレクトロニクス
2009/09/07 00:00
出典:日経エレクトロニクス、2009年2月23日号 、pp36-37 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
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 USBとHDMI――。パソコン,あるいは据置型AV機器の業界で成長した二つのインタフェース規格が,真っ向から対峙たいじする時が来た。舞台は,携帯機器(モバイル機器)の市場である。

 USBはパソコンやモニターなどの周辺機器をはじめ,ビデオ・カメラやデジタル・カメラ,携帯型メディア・プレーヤー(PMP),携帯電話機など,さまざまな機器に採用されてきた。浮き沈みの激しいパソコン業界とモバイル業界で生き残り,今や不動の地位を占める。

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(イラスト:笹沼 真人)

 一方,HDMIはテレビや光ディスク装置などの据置型AV機器を中心に普及が進んだ。「ハイビジョン」や「フルHD」という言葉とともに急成長し,AV機器業界の「王座」にまで上り詰めた。そして2009年前半には,携帯機器や車載機器への搭載を視野に入れた次世代仕様が決まる。いよいよモバイル分野への本格的な進出を図るのだ。

 挑まれるUSBも黙ってはいない。データ伝送速度を10倍以上に高速化した次世代仕様「USB 3.0」を策定した。パソコンやその周辺機器,さらに携帯機器での浸透を目指す。

 インタフェース業界の2大巨頭がそろって次世代仕様へ移行するのとほぼ時を同じくして,ほかのインタフェース技術の動きも活発化している。携帯機器分野を目指す新たな無線インタフェース技術のほか,パソコンやAV機器分野では伏兵となる技術も姿を現し始めた。

 2009年から2010年にかけて,さまざまな市場でインタフェースの覇権争いが本格化していく。

―― 次回へ続く ――

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