キーボードを使ったテキスト入力はいい感じだ。ただし,指が太い人にとってはキーがちょっと小さい。当初は人差し指の爪を使って入力するのが一番確実だった。慣れるに従い,親指でも十分できるようになった。これで入力スピードは格段に速くなる。キーは表面を加工してあり,少しくっつく感じだ。おかげで正しいキーを押しやすく,よい感触が得られる。

キーボードは悪くない
キーは親指で押すことができるが,指が太い人にとっては少し小さい。

片手で写真を撮りにくい

 カメラ・アプリケーションを開く。印象は良く,明るい。アプリケーションは,機器が縦横どちら向きかを認識し,どっちに構えてもツールのアイコンを正しく表示する。これはいい。

カメラは縦横を認識
カメラ・アプリケーションは,本体の向きを認識してアイコンの表示を切り替える。左が本体を縦長に構えたとき,右が横長に構えたときの表示。

 背面の鏡を使って自分撮りにも挑戦したが,カメラを自分に向けるとシャッター・ボタンのアイコンがどこにあるかが分からなくなるので,事実上できなかった。本体の下側にある物理的なボタンならば感触が分かるので,これを使えるといいと思う。

 色々触っているうちに,キーボードのスペース・バーでシャッターを押せることが分かった。それ自体はいいが,本体の一番下にあって重さがすべてその上に来るため,片手で操作できなかった。自分撮りには両手が必要で,これはまずい点である。