第5回:「電子の本」の普及の扉,ケータイと電子辞書が開く(1)

 【図1 携帯電話機や電子辞書端末で「読書する」】小説や辞書・辞典など紙の出版物を電子化して,その書籍データを携帯電話機や電子辞書端末で楽しめるようにする動きが本格化している。(a)は,「鬼平犯科帳」(池波正太郎著)をJ-フォンの携帯電話機「J-SH53」(シャープ製)に縦書きで表示した様子である。1行21文字で1画面に14行を表示できる。(b)は,「プロジェクトX」(NHK「プロジェクトX」制作班 編)をシャープの電子辞書端末「PW-C6000」に表示したところ。この場合は1行16文字で,1画面に21行を表示できる。(c)は,J-フォンの携帯電話機「J-T010」(東芝製)を使って国語辞典を利用した様子。(a)と(b)の書籍データの価格はいずれも100円である。(c)の辞書データは,本体の付属品として同梱した小型メモリ・カード内に格納してある。
【図1 携帯電話機や電子辞書端末で「読書する」】小説や辞書・辞典など紙の出版物を電子化して,その書籍データを携帯電話機や電子辞書端末で楽しめるようにする動きが本格化している。(a)は,「鬼平犯科帳」(池波正太郎著)をJ-フォンの携帯電話機「J-SH53」(シャープ製)に縦書きで表示した様子である。1行21文字で1画面に14行を表示できる。(b)は,「プロジェクトX」(NHK「プロジェクトX」制作班 編)をシャープの電子辞書端末「PW-C6000」に表示したところ。この場合は1行16文字で,1画面に21行を表示できる。(c)は,J-フォンの携帯電話機「J-T010」(東芝製)を使って国語辞典を利用した様子。(a)と(b)の書籍データの価格はいずれも100円である。(c)の辞書データは,本体の付属品として同梱した小型メモリ・カード内に格納してある。

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