高輝度青色発光ダイオード開発物語の第2回目。前回は開発者の中村修二氏が入社してから青色発光ダイオードを研究テーマに選ぶまでだった。今回は研究着手から,材料として選んだGaNの膜成長に成功するまでを追う。青色発光ダイオードを研究するためには,発光層となる膜の結晶成長技術をまず習得しなければならない。このために米国に行く。しかしここでも,装置の作製で1年間を浪費する。帰国しても装置の作製,改造を続ける日々が続く。長い苦労の末,やっと最初の成果が出るのだが…。
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