富士重工業が2007年秋の東京モーターショーに出展した5人乗りEVのコンセプト車「G4e CONCEPT」。Liイオン2次電池を搭載し、航続距離200kmを目指した。(写真=三宅 学)

2009年は車載向けLiイオン2次電池の市場が本格的に立ち上がる。国内外の自動車メーカーが乗用車に相次いで採用を始めるからだ。国内メーカーではトヨタ自動車、富士重工業、三菱自動車が、そして欧米でもDaimler社が採用する。2010年には日産自動車、ドイツAudi社、米GM社も採用を控える。自動車メーカーと電池メーカーの動きを追った。