モデル検査を行う際はツール内部だけでなく,使い手側の工夫も必要である。探索アルゴリズムの工夫だけで状態爆発を抑えられるわけではないため,使い手がプログラムの論理構造を抽出し,探索範囲を狭めた上で状態遷移モデルを作成する必要がある。例えば,プログラム中のループの回数を減らしたり,特定の代表値に置き換えたりする。モデル検査の適用経験が豊富なメルコ・パワー・システムズの早水氏によると,モデル作成の際「まず,わざと状態爆発するようなモデルを作成し,状態爆発の程度を見ながら徐々に絞り込んでいくのがいい」という。

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