自動車技術会の春季大会に併設する展示会。今年の会期は5月18日(水)から20日(金)まで。2005年は339社が出展し、各社の最新技術を展示する。企画展示コーナーでは認識支援技術やエンジンや変速機のカットモデルを展示するほか、燃料電池の体験試乗もできる。
人とくるまのテクノロジー展2005
目次
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【人とくるま展・続報】矢崎と日立、ハイブリッド車用のワイヤハーネスを展示
矢崎総業と日立電線は、それぞれハイブリッド車用のワイヤハーネスを「人とくるまのテクノロジー展2005」で展示した。
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【人とくるま展・続報】スタンレー電気、ナイトビジョン用のLEDランプを出展
スタンレー電気は、夜間の視界を提供する「ナイトビジョン」用LEDランプの試作品を、「人とくるまのテクノロジー展2005」で展示した。フロント部に装着するもので、人の目には見えない近赤外線を照射する。ランプは12個のLEDで構成。ランプの量産は2006年6月を予定している。既存のナイトビジョンと同様…
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【人とくるま展・続報】積水化学,遮音・遮熱効果のある合わせガラス用中間膜を出展
積水化学工業は,遮音・遮熱性に優れる合わせガラス用中間膜「S-LEC SSF」を「人とくるまのテクノロジー展2005」(2005年5月18~20日,パシフィコ横浜)に出展した。同社は遮音性の高い中間膜と,遮熱性の高い中間膜を開発・販売していたが,その二つの機能を一つにまとめたもの。中間膜を2枚のガ…
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【人とくるま展・続報】積水化学,PPの射出成形に使えるマイクロバルーンを開発
積水化学工業は,「人とくるまのテクノロジー展2005」(パシフィコ横浜, 2005年5月18~20日)で,PP(ポリプロピレン)の射出成形に使えるマイクロバルーンを開発したことを明らかにした。このマイクロバルーンは,直径15μm~40μmの球状のマイクロカプセル内に炭化水素系の液体を封じ込めた材料…
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【人とくるま展】TDK、Fordとホンダのハイブリッド車用DC-DCコンバータなどを展示
TDKは、米Ford社やホンダのハイブリッド車で採用されているDC-DCコンバータなどを「人とくるまのテクノロジー展2005」に出展した。
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【人とくるま展】大豊精機の液封成型技術を「クラウン」「マークX」が採用
大豊精機(本社愛知県豊田市)は,「人とくるまのテクノロジー展2005」(パシフィコ横浜,2005年5月18~20日)で,鋼管を「液封成型」する技術をトヨタ自動車と共同で開発したことを明らかにした。既にトヨタが「クラウン」「マークX」の前部サスペンションのロアアームに採用している。
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【人とくるま展】いすゞ、ハイブリッドトラックにLiイオン電池を選んだわけ
いすゞ自動車は、ハイブリッドトラック「エルフ ディーゼルハイブリッド」を「人とくるまのテクノロジー展2005」に出展し、Liイオン2次電池を選んだ理由を明らかにした。
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【人とくるま展】スタンレー電気,光束180lmの白色LEDを2006年12月に量産へ
スタンレー電気は,6W投入時に光束180lmを得られるという高出力の白色発光ダイオード(LED)を出展した。
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【人とくるま展】フィリップス,クルマ版のホーム・サーバを目指したメディア・プロセサを出展(訂正あり)
フィリップス エレクトロニクス ジャパンは,映像信号やオーディオ信号の再生など,自動車内のエンターテインメント機器に向けたメディア・プロセサ「Automotive Media Processor」を開発し,映像や音楽を再生するデモンストレーションを披露した。
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【人とくるま展】マツダ、「マツダスピードアテンザ」のパワートレーンを展示
マツダはまもなく正式発表すると見られる「マツダスピードアテンザ」を「人とくるまのテクノロジー展2005」に出展し、エンジンや変速機、4輪駆動システムなどのパワートレーンを公開した。
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【人とくるま展】アイシン高丘,ハリアーハイブリッド採用の鋳鉄製シャフトロータを出展
アイシン高丘は,「人とくるまのテクノロジー展2005」(パシフィコ横浜,2005年5月18~20日)に,トヨタ自動車のハイブリッド車「ハリアーハイブリッド」「クルーガーハイブリッド」で採用された鋳鉄製シャフトロータを出展した。シャフトロータは,エンジンのクランク軸に発電機や走行用モータの軸を直結さ…
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【人とくるま展】ヤマハ,20km/hで自律走行する無人走行車のプロトタイプを展示
ヤマハ発動機は,「人とくるまのテクノロジー展2005」(パシフィコ横浜,2005年5月18~20日)で,無人走行車のプロトタイプを展示した。同社が発売する4輪バギー「グリズリー660」を改良したもの。地図上で設定したルートを最高速度20km/hで無人走行できる。危険な場所を監視したり,あるいは観測…
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【人とくるま展】松下電器産業,地デジなどに対応するチューナを近々に発売へ
松下電器産業は,「人とくるまのテクノロジー展」(パシフィコ横浜,2005年5月18日~20日)に,地上デジタル放送用車載チューナの試作機を出展し,近々に発売することを明らかにした。価格は家庭用のテレビ受像機向けチューナよりも高いとしていることから,10万円前後となるもよう。
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【人とくるま展】トヨタ紡織、レクサス「GS430」のシート機構を出展
トヨタ紡織は、2005年3月に北米で発売した「Lexus GS430」で採用した新しい運転席を、「人とくるまのテクノロジー展2005」に出展した。名称は「スライド連動ヘッドレスト(機械式)シート」で、シートを前後にスライドすると自動的にヘッドレストが上下するのが特徴。2005年8月に発売する国内モ…
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【人とくるま展】光洋精工,ハブユニットの「第3世代化」で軽量化・耐久性向上を達成
光洋精工は,ハブシャフトと軸受の内輪を一体化したハブユニットを展示した。この一体化により,部品点数削減や軽量化,耐久性向上を達成。「2006~2007年に発売するSUV(Sports Utility Vehicle)やピックアップ・トラックへの搭載を目指す」(同社)という。
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【人とくるま展】三菱自動車が出展した「コルトEV」が関心集める
三菱自動車はコルトをベースとした電気自動車「コルトEV」を「人とくるまのテクノロジー展2005」(パシフィコ横浜、2005年5月18~20日)に出展した。
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【人とくるま展】アイシン精機,樹脂製インテーク・マニホールドの流れ/強度/振動解析を1週間に短縮
アイシン精機は,「人とくるまのテクノロジー展2005」(パシフィコ横浜,2005年5月18~20日)で樹脂製インテーク・マニホールドの解析期間短縮に関する取り組みについてパネル展示を実施している(図1)。同社の説明員によれば,従来1カ月を要していた解析業務を1週間に縮めたとしている。1週間に縮まっ…
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【人とくるま展】旭硝子,生産性と機械特性を高めたフッ素ゴムの新グレードを出展
旭硝子は,絶縁被覆材やオイルシール向けフッ素ゴム(4フッ化エチレンとプロピレンの共重合体)「AFLAS」の新グレードを展示した。成形時の架橋構造を見直すことで,成形しやすさや金型からの離れといった生産性を高めたタイプ。「従来グレードは,加工メーカーから扱いにくいという声があったのも事実。加工メーカ…
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【人とくるま展】スズキ,表面均一性を高めたアルマイト加工技術を発表
スズキは,アルミニウム合金表面処理技術「ハイパーアルマイト」の概要を公開した。これは,アルミ合金製部品の表面に均一な厚さの酸化皮膜を形成する技術。同社がアルミ合金製のピストンにハイパーアルマイトを適用したところ,ピストン表面の欠損が大幅に低減。酸化被膜の厚さを従来に比べて10~20%小さくしても,…
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【人とくるま展】市光工業,環境に応じて明るさ変えるリアランプを出展
市光工業は,「人とくるまのテクノロジー展2005」(パシフィコ横浜,2005年5月18~20日)に,周囲の状況に応じて発光ダイオード(LED)の明るさが変わるリアランプARS(Adaptive Rear-lighting System)の試作品を出展した。後続車の視認性を高めるため,周囲の明るさや…