ダイハツ工業は東京モーターショー(一般公開日:2005年10月22日~11月6日)に、「コペンZZ」を出展すると発表した。軽自動車の「コペン」をベースに、排気量1.5Lエンジンを搭載した。最高出力は80kW(109PS)で最大トルク141N・mと、ベースモデル比で33kW、31N・mの強化となる。車重は880kgで、ベースモデルより50kg増えている。

図1◎「コペンZZ」。参考出品車で製品化については未発表。

 ボディサイズは全長3550×全幅1600×全高1260mmで、ホイールベースは2240mm。ベースモデルと比較すると、全長は155mm、全幅125mm増えている。外観上、特に目立つのがリアフェンダーの張り出しで、タイヤサイズも205/40R16の扁平タイヤを装着する。エンジンの強化に合わせて4輪にディスクブレーキを採用したほか、ドイツRecaro社製の革製シートを採用するなど、スポーティな各種装備を盛り込んでいる。

図2◎ホイールは15インチから16インチにインチアップ。

図3◎フランクフルトショーで展示中の写真。全幅を拡大させたことがよく分かる。

図4◎ステアリングもスポーティ仕様に改めた。