ホンダは東京モーターショーに、愛犬と快適に過ごすための仕組みを盛り込んだコンセプトカー「W.O.W CONCEPT」を出展すると発表した。助手席前に小型犬用のケージ「インパネクレート」を持ち、2列目シートは座面パッドを起こすことで、中型犬に対応した「センタークレート」に変化する。

図1◎「W.O.W CONCEPT」。全長3980×全幅1720×全高1680mmで、ホイールベースは2680mm。

 シートアレンジは、通常状態は4席独立した4人乗車モードで、床下に収納した補助席を出すことで6人乗車が可能。この補助席が、センタークレートに変化する。センターピラー付きの前後スライドドアを採用しており、愛犬や子供の乗り降りが楽になるという。

図2◎バックドアは7:3の観音開き式。

図3◎床面にはフッド風の素材を採用した。低床構造で愛犬の乗り降りが楽に済む。

図4◎「センタークレート」を使えば「4人+ワンモード」になる。

図5◎助手席前の「インパネクレート」にはフロント部とサイド部をメッシュ地とし、通気性を確保。飼い主と対面することで、愛犬も安心できる。

図6◎6名乗車時はセンタークレートを補助席として使う。