スズキは東京モーターショーに、燃料電池車のコンセプトカー「IONIS」を出展すると発表した。ガソリンエンジン、燃料電池の両方に対応する軽自動車のプラットフォームを使うが、コンセプトカーでは燃料電池を搭載。バイワイヤ技術を取り入れており、運転席の移動なども可能という。

 公衆無線LANサービスを利用した楽曲データのダウンロードや、デジタル衛星放送「モバHO!」の受信端末など、車内エンタテインメント機能も充実している。

図1◎ボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1650mmで、ホイールベースは2450mm。

図2◎ヘッドランプやリアランプに燃料電池が排出する「水」をイメージさせる意匠を取り込んだ。