フランスPeugeot社は、407の2ドアクーペ「407 Coupe」を発表した。第61回フランクフルト・モーターショー(一般公開日:2005年9月17~25日)で公開する。同モデルのプロトタイプは2005年のジュネーブショーで公開していたが、今回は詳細なスペックを明らかにした(関連記事)。

図1◎「407 Coupe」サイドビュー(拡大画像)。

 ボディサイズは全長4815×全幅1868で、全高は1400mm以下。従来型の406クーペと比べると室内長が58mmほど拡大し、肘まわりの幅は前席で128mm、後席で142mm拡大した。セダンの407と比較するとホイールベースは同一の2720mmだが、全長が140mmほど拡大しており、オーバーハングの延長分はフロントで55mm、リアで85mm。

 プラットフォームは407セダンと同一だが、全高を55mm下げたため、重心高が25mm下がっている。スプリング長の短縮幅はフロントで10mm、リアで23mm。また、フロントとリアのトレッドも拡大しているという。

 エンジンはガソリン2種にディーゼル1種で、一部車種にはアイシン・エィ・ダブリュ製の6速自動変速機を設定する。

最高出力:kW(hp) 最大トルク:N・m
2.2L 直列4気筒ガソリン

120(163)

220

3.0L V型6気筒ガソリン

155(211)

290

2.7L V型6気筒ディーゼル

150(204)

440

表◎搭載するエンジンのスペック。