4月22日から一般公開が始まった上海モーターショー(第11回上海国際汽車工業博覧会:Auto Shanghai 2005)ではイタリアのデザイン会社であるPininfarina社が存在感を示している。中国の自動車メーカー3社が出展した新型車のデザインから開発までを手がけた。

 奇瑞汽車はPininfarina社がデザインからプラットフォームの開発までを手がけたスポーツカーの「M14」を出展した。格納式のハードトップを備えたスポーツカーで、欧米の衝突安全基準をクリアする。奇瑞汽車が独自開発した直列4気筒の1.6Lおよび2.0Lエンジンを搭載する。変速機は手動とCVTの両方を用意する。発売時期は未定。

図1◎M14のフロントビュー。

図2◎リアビュー。ルーフは格納式。