「超次元変形フレームロボ」の各状態
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「ロボフォーム」
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「ウェポンフォーム」
「ウェポンフォーム」
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フレームフォームから各ユニットを分離
フレームフォームから各ユニットを分離
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ユニットを折りたたんで、ユニットの各部品を接続して、腕や足などになる。
ユニットを折りたたんで、ユニットの各部品を接続して、腕や足などになる。
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体部分のユニット。写真の灰色のものはプロトタイプ。以下、灰色のものはプロトタイプ。後ろの人物は、バンダイのマーケティング担当者である。
体部分のユニット。写真の灰色のものはプロトタイプ。以下、灰色のものはプロトタイプ。後ろの人物は、バンダイのマーケティング担当者である。
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体部分のユニットを折りたたんで…
体部分のユニットを折りたたんで…
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ぱちんと嵌める(前の写真の続き)
ぱちんと嵌める(前の写真の続き)
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一度切り離したユニットをつなぎ直して、フレームフォームに戻せる。つなげる部分を変えれば、最初とは異なるフレームフォームにできる。後ろの人物は、バンダイのマーケティング担当者
一度切り離したユニットをつなぎ直して、フレームフォームに戻せる。つなげる部分を変えれば、最初とは異なるフレームフォームにできる。後ろの人物は、バンダイのマーケティング担当者
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プロトタイプのロボットフォーム
プロトタイプのロボットフォーム
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左から「マーズフレーム」「ガイアフレーム」「マーキュリーフレーム」
左から「マーズフレーム」「ガイアフレーム」「マーキュリーフレーム」
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 プラモデルを組み立てて楽しむのは1回限り。そんな常識を覆すプラモデルを、「ガンプラ」で著名なバンダイが開発した。何度でも組み立て可能な「超次元変形フレームロボ」である(紹介サイト)。2015年6月18日から開催中の玩具業界の展示会「東京おもちゃショー 2015」における、バンダイの目玉商品の1つだ。

 一般的なプラモデルは、「ランナー」と呼ばれる、各部品をつなげている枠から部品を外して、個別の部品を組み合わせて作る。今回の新製品では、この枠も構成部品として利用する。組み立て方は以下の通り。

 まず、ランナーに各部品がつながった平面状の「フレームフォーム」から、「頭」や「体」、「右腕」、「左腕」、「右足」、「左足」などといった各ユニットを切り離す。ニッパーなどの道具は不要で、指だけで切り離せる。

 切り離した各ユニットは、複数の部品が連なっている状態にある。そこで、ユニットを折りたたんで各部品を接続すると、頭や腕、足といったユニットになる。それらをつなげると、ロボットになる。この状態を「ロボフォーム」と呼ぶ。腕や足には関節部分があり、自由に動く。各部品の接続には接着剤は使わず、嵌め込め式で組み立てる。

3形態を繰り返せる


 各パーツのつなげ方を変えると、武器形態の「ウェポンフォーム」になる。ロボフォームやウェポンフォームにした後に、各ユニットを取り外してフレームフォームに戻すことができる。この3形態を繰り返し変えることができる。筆者は、折り紙とブロック玩具を組み合わせたようなものだと感じた。

 フレームフォームに戻す際は、一度切り離した各ユニットをつなげるので、組み立て前のフレームフォームとまったく同じには戻らない。だが、見た目はほぼ同じになる。つなげる部分を変えれば、最初とは異なるフレームフォームにできる。

 超次元変形フレームロボの価格は500円(税抜)で、2015年9月に発売する。初回ラインアップは、「ガイアフレーム」「マーズフレーム」「マーキュリーフレーム」の3種類である。バンダイのWebサイトなどには記載がないが、3種のフレームのユニットを入れ替えて、ユーザーオリジナルのものを作れそうだ。

■変更履歴
記事掲載当初、「ライナー」と記載していたものは、正しくは「ランナー」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2015/6/22 10:23]