ベアリングを知能化して付加価値を出す。そんな取り組みをスウェーデンのベアリングメーカーSKF社が進めている。同社が産業技術の展示会「Hannover Messe 2015」で展示した「SKF Insight」と「SKF Enlight」はまさにこの思想を体現したものだ。いずれも、振動センサーや加速度センサー、温度センサーをベアリング内部に搭載あるいはベアリング搭載製品に外付けにし、このセンサーから無線通信を介してデータを収集することで、ベアリングの状態を分析し、異常を診断するというものだ。
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