医療ビッグデータの活用に向けた機運が高まる中で、その本質はどこまで見えてきたのか、残された課題とは何か。医療ビッグデータの「本質」と「課題」に迫り、この分野のビジネス機会やニーズを探るセミナー「医療ビッグデータ・サミット2015」(主催:日経デジタルヘルス)が2015年3月23日に東京で開催される。同セミナーをレポートする。
医療ビッグデータ・サミット2015
2015年3月23日に東京で開催
目次
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“おむつとビール”では済ませない、認知症などの予防介入目指す
GEヘルスケア・ジャパン マーケティング戦略部 部長の川端亮氏は、「医療ビッグデータ・サミット2015」(2015年3月23日、主催:日経デジタルヘルス)において、「GEのグローバル戦略と医療データ解析の取り組み」と題して講演した。同社は、弘前大学のCOI研究推進機構と協力し、生活習慣病やMCI(…
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コホート研究の限界、ビッグデータで突き破る
国立循環器病研究センター(国循) 予防医学・疫学情報部長の宮本恵宏氏は、「医療ビッグデータ・サミット2015」(2015年3月23日、主催:日経デジタルヘルス)に登壇し、「循環器疾患の予防・制圧に向けた生活習慣のビックデータ解析と介入方法の開発」と題して講演した。
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医療ビッグデータ時代の「キーテクノロジーは3つ」
日本マイクロソフト マイクロソフトテクノロジーセンター エバンジェリストの鈴木敦史氏は、「医療ビッグデータ・サミット2015」(2015年3月23日、主催:日経デジタルヘルス)に登壇し、「医療ビッグデータ時代の最新テクノロジー ~マイクロソフトが考えるデータ活用の未来~」と題して講演。医療ビッグデ…
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データ活用とプライバシー保護は「守りながら攻めよ」
東京大学大学院 医学系研究科 医療経営政策学講座 特任准教授(医療情報システム開発センター 理事長)の山本隆一氏は、「医療ビッグデータ・サミット2015」(2015年3月23日、主催:日経デジタルヘルス)に登壇し、「医療ビッグデータの利活用とプライバシー保護 ~2兎を追う~」をテーマに講演した。
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「Watson」はいかにしてクイズ王を破ったか
日本IBM 東京基礎研究所 技術理事の武田浩一氏は、「医療ビッグデータ・サミット2015」(2015年3月23日、主催:日経デジタルヘルス)に登壇。同社の質問応答システム「IBM Watson」(以下、Watson)を利用した、医療分野での診断支援の実例を紹介した。
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ドコモ、妊婦特有疾患で環境と遺伝の両要因を解析
NTTドコモ 先進技術研究所 先端技術研究グループ 主任研究員の檜山聡氏は、「医療ビッグデータ・サミット2015」(2015年3月23日、主催:日経デジタルヘルス)に登壇し、「生体情報センシングと統合解析による疾病予防に向けたドコモの研究取り組み」と題して講演した。同社は、いまだ発症のメカニズムが…
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医療ビッグデータの「本質と課題」に、200人超が熱視線
話題の「IBM Watson」など6講演を予定
2015年3月23日、「医療ビッグデータ・サミット2015」(主催:日経デジタルヘルス)が、東京都内で200名超の来場者を集めて開幕した。副題は「~見えてきた『本質』、活用への『課題』~」。6名の講師による講演が予定されている。