WebGLに対応
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プロ版とパーソナル版の比較
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Oculus VR社の創設者でCEOのPalmer Luckey氏が登壇
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会場の様子
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 米Unity Technologies社は、ゲーム開発ツール(ゲームエンジン)「Unity」の最新版「Unity5」に関するプライベートイベントを、ゲーム開発者会議「GDC 2015」に合わせて開催した。

 Unityはゲーム業界では一般的な開発ツールで、登録ユーザー数は400万を超える。最近ではゲームだけでなく、自動車や医療、建築など、幅広い分野での開発に利用されている。Unity5は、従来のUnity4から大幅に仕様が更改されたとあって、会場には多数のゲーム開発者が集まった。

 Unity5の機能面の特徴は大きく4つある。「物理ベースシェーダーなどを用いたフォトリアルな絵作り」「ソースコードを実行可能なファイル形式に変換する際にクラウドを活用する機能」「オーディオデザインの統合など、強化された編集機能」「ゲーム機やスマートフォンなど、21種類の実行環境への対応」である。中でもWebブラウザー上で3D CGを再生できるAPI「WebGL」に初めて対応したことで、いわゆる「ブラウザゲーム」の開発が活性化しそうだ。そうなると「App Store」や「Google Play」といったアプリ配信サービスの存在意義も、中長期的には問われることになりそうだ。