Windows10を搭載できる機器
Windows10を搭載できる機器
[画像のクリックで拡大表示]
HoloLens
HoloLens
[画像のクリックで拡大表示]
Windowd10採用機器とXbox Oneの双方からアクセス可能に
Windowd10採用機器とXbox Oneの双方からアクセス可能に
[画像のクリックで拡大表示]

 米Microsoft社は2015年3月4日(現地時間)、ゲーム開発者向け会議「Game Developers Conference(GDC) 2015」で10本以上の技術セッションを開催した。最初のセッション「The Future of Gaming Across the Microsoft Ecosystem」では、同社の「Xbox事業」(ゲーム事業)の責任者であるPhil Spencer氏が登壇し、次期OS「Windows10」とAPI「Direct X 12」でマルチデバイス(多機種)対応のゲームを開発して欲しいと呼びかけた。

 同社が今年リリースを予定しているWindows10では、ゲームユーザー向けのソーシャルネットワークサービス(SNS)「Xbox Live」が標準搭載される。これは、同社が15億人と見込む既存のWindowsユーザーが、順次Windows10に移行することで、Windows10搭載機器すべてがオンラインでつながり、ゲームを提供できることを意味する。Spencer氏はスマートフォンからテレビ、パソコン、そして2015年1月に発表した両眼対応のメガネ型端末「HoloLens」など、さまざまな機器に対してOSレベルでゲームをサポートすることをアピールした。

 Windows 8で登場したアプリストア「Windows Store」についても、Windows 10採用機器と、Microsoft社の据置型ゲーム機「Xbox One」の双方からアクセスして、アプリやコンテンツを購入できるように拡張するという。