2014年8月29日、ロボットと人の共生への道筋を探るセミナー「国際ロボットカンファレンス 2014」(主催:日経エレクトロニクス/組込みシステム技術協会、後援:経済産業省)が東京で開催される。同カンファレンスをレポートする。
国際ロボットカンファレンス 2014
2014年8月29日、東京・永田町で開催
目次
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「自律小型ヘリはコンピューターでいう80年代末の段階」、千葉大・野波特別教授が講演
自律飛行機能を持つ小型ヘリコプターの開発が、世界各国で進んでいる。軽量物の搬送や高所点検、放射線計測など、さまざまな用途への展開が期待されている。日本で同分野の研究を主導している千葉大学特別教授の野波健蔵氏は、2014年8月29日開催の「国際ロボットカンファレンス 2014」(主催:日経エレクトロ…
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産業用ロボットの販売台数を急速に伸ばす中国、だが売れているのは日本メーカー製
「産業用ロボットの販売台数については日本はあまり変わっていないが、中国が急速に伸ばしている」。2014年8月29日開催の「国際ロボットカンファレンス2014」(主催:日経エレクトロニクス/組込みシステム技術協会)に登壇した経済産業省製造産業局課長補佐(ロボット政策担当)の岡本健太郎氏はこのように語っ…
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「Pepperで50%増の集客効果があった」、ソフトバンクロボティクスの林氏
「国際ロボットカンファレンス2014」に登壇したソフトバンクロボティクス Pepperプロジェクト開発リーダーの林要氏は、今年6月に発表したパーソナルロボット「Pepper」の特徴とともに、ロボット市場の見通しについて講演した。
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「いつかロボットと人の違いはなくなる」、大阪大学の石黒氏が語る
アンドロイドなどの研究で知られる大阪大学 大学院基礎工学研究科 教授の石黒浩氏が「国際ロボットカンファレンス2014」(2014年8月29日開催。主催:日経エレクトロニクス / 組込みシステム技術協会)に登壇し、「いつかはロボットと人の明確な違いがなくなると思っている」などと語った。
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「今まで無関心だった投資家も注目している」、ソニーCSLの北野氏が語るロボット産業の可能性
本当の「死の谷」は、事業化ではなく応用研究にある
「最近、ロボット産業の展望について、投資家からの問い合わせが増えている。これまでにロボットブームは何度か起きたが、投資家が関心を示すのは初めてだ」。2014年8月29日に開催された「国際ロボットカンファレンス2014」でソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)代表取締役社長、所長の北野宏…