ウエアラブルコンピューティングは、身にまとえるコンピューティング装置を実世界活動に使うことであり、デバイスが小さくなることによって実現したモバイルコンピューティングの次の形だ。最近はヘッドマウント・ディスプレー(HMD)やスマートウォッチが次々と発売されており、実際に使ってみることで用途を開発したり、ノウハウを蓄積したりすべき時期になっている――神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻教授の塚本昌彦氏は、スマートフォンの次の成長分野として期待されるウエアラブル機器についてのシンポジウム「ウエアラブル・ジャパン2014 Summer」(2014年7月30~31日、東京・UDXカンファレンス)において、「ウエアラブルデバイスの現状とこれから」をテーマに講演した。
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