展示ブース
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インプラント材料の化学試験を提供
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医療用金属の製造も
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コベルコ科研は、医療分野向けの評価・解析サービスを強化する。「第5回 医療機器開発・製造展（MEDIX 2014）」（2014年6月25～27日、東京ビッグサイト）に初めてブースを構え、インプラント材料や人工関節などの医療用材料に対する安全性試験や組成分析への対応をアピールした。
同社は神戸製鋼所のグループ会社。そのため、医療用材料に使われる金属の解析などに強みを持つという。評価・解析サービスにとどまらず、医療用の金属材料を製造し提供するサービスにも力を入れるという。神戸製鋼所が手掛けるような「数トン単位の注文ではなく、数kg単位での注文にも応える」（コベルコ科研）という小回りの良さを訴求する。
医療分野向けの評価・解析サービスとして、近頃引き合いが増えている事例の一つとして紹介したのが、医療従事者の抗がん剤曝露量の分析。医療現場に残留している抗がん剤を専用キットでふき取り、その箇所の残留抗がん剤量を分析するもの。近年、医療従事者の抗がん剤曝露が問題になっていることに応えるサービスである。
