医療機器を開発・製造するための技術の専門展「第5回医療機器開発・製造展」(MEDIX 2014)が、2014年6月25~27日に東京ビッグサイトで開催される。同専門展をレポートする。
第5回医療機器開発・製造展(MEDIX 2014)
2014年6月25~27日に東京ビッグサイトで開催
目次
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スマホから医療機器へ、機能性液体の新用途開拓に動く住友スリーエム
3Mグループの住友スリーエムは、スマートフォン向けで採用実績を重ねてきた機能性液体を「第5回 医療機器開発・製造展(MEDIX 2014)」(2014年6月25~27日、東京ビッグサイト)に出展した。医療分野での用途開拓が目的という。
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HOYAグループ、医療機器業界向けの生産管理システム導入支援を本格展開
HOYAの100%子会社であるHOYAサービスは、医療機器業界向けの生産管理システム導入支援事業を本格化する。HOYAの医療機器事業で培ってきたシステム構築・運用のノウハウを活用する考え。「第5回 医療機器開発・製造展(MEDIX 2014)」(2014年6月25~27日、東京ビッグサイト)で、関…
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ガラス精密加工技術をバイオチップに生かす、テクニスコが初出展
テクニスコは、ガラス精密加工技術のバイオチップへの応用について「第5回 医療機器開発・製造展(MEDIX 2014)」(2014年6月25~27日、東京ビッグサイト)で紹介した。ガラス基板に3次元加工を施して作製したバイオチップ(マイクロ流路チップ)などを展示した。同社がMEDIXに出展するのは今…
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4K/8Kに3D…、高精細化する内視鏡をターゲットにした展示が相次ぐ
Molex社やリーダー電子など
「第5回 医療機器開発・製造展(MEDIX 2014)」(2014年6月25~27日、東京ビッグサイト)では、高精細化する内視鏡をターゲットにした周辺技術の展示が相次いだ。米Molex社の細線ケーブルやフレキシブル基板(FPC)、リーダー電子の波形モニターなどである。
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「まだモノクロですか?」、手術中のICG蛍光血流観察をカラー化するカメラシステム
ミズホは、「第5回 医療機器開発・製造展(MEDIX 2014)」(2014年6月25~27日、東京ビッグサイト)において、近赤外と可視光の画像を同時に撮影・出力できるカメラシステムを展示した。手術顕微鏡に接続して使うことで、手術中の血流観測をカラー化できるのが特徴だ。
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医療機器展に「E Ink」が登場
「第5回 医療機器開発・製造展(MEDIX 2014)」(2014年6月25~27日、東京ビッグサイト)では、これまで同展示会ではあまり見かけなかった電子ペーパーの展示があった。エレクトロニクス商社の丸文の展示ブースである。
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医療機器と周辺機器を無線でつなぐ、UWBモジュールを上田日本無線が展示
上田日本無線は、医療機器とその周辺機器を無線で接続するUWB(ultra wide band)モジュールを「第5回 医療機器開発・製造展(MEDIX 2014)」(2014年6月25~27日、東京ビッグサイト)に出展した。超音波診断装置と、その撮影画像を出力するプリンターを無線接続する用途などを想…
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注射器やカテーテルの3次元形状測定に、広視野対応の測定機をキーエンスが出展
キーエンスは、物体の3次元形状を広視野で計測できる「VR-3000」を「第5回 医療機器開発・製造展(MEDIX 2014)」(2014年6月25~27日、東京ビッグサイト)に出展した。医療分野では、注射器やカテーテル用ワイヤーといった医療用デバイスの形状測定などの用途を見込む。
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医療従事者の抗がん剤曝露量の分析など、コベルコ科研が医療分野向けの解析サービスを強化
コベルコ科研は、医療分野向けの評価・解析サービスを強化する。「第5回 医療機器開発・製造展(MEDIX 2014)」(2014年6月25~27日、東京ビッグサイト)に初めてブースを構え、インプラント材料や人工関節などの医療用材料に対する安全性試験や組成分析への対応をアピールした。
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4K対応の超音波診断装置や内視鏡に向ける細線ケーブルやフレキ基板、Molexが披露
コネクター大手の米Molex社は、医療分野への応用を目指した細線ケーブルやフレキシブル基板(FPC)を、「第5回 医療機器開発・製造展(MEDIX 2014)」(2014年6月25~27日、東京ビッグサイト)に出展した。4K画質対応の超音波診断装置や内視鏡などに求められる、大容量で高密度の信号伝送…