DAC 2014
2014年6月1~5日、米国サンフランシスコで開催
目次
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Synopsys、スタティック/フォーマル検証ツールを一気に4つ発表
米Synopsys社は、51st Design Automation Conference(DAC 2014:2014年6月1日~5日に米サンフランシスコで開催)の展示会において、スタティック/フォーマル検証ツールを一気に4つ発表した。いずれのツールも機能検証用統合EDAシステム「Verificat…
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「まずは無償版」、UVM/SystemVerilogテストベンチ作成用エディターをAgnisysが提供開始
米Agnisys社は、51st Design Automation Conference(DAC 2014:2014年6月1日~5日に米サンフランシスコで開催)の展示会において、新製品の「DVinsight」を発表した。同社のブースやWebサイトで、DVinsightの無償提供を始めた。
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初出展の仏Allegro DVT社、HEVCのエンコーダーIPコアや規格準拠テスト用ストリームを披露
51st Design Automation Conference(DAC 2014:米サンフランシスコで2014年6月1日~5日に開催)の展示会には195社が出展し、そのうち17社が初めてDACに参画した。新参17社のうちの1社が、仏Allegro DVT社である。
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「過去12カ月間で33件のSoCをテープアウト」、急成長中の設計サービス会社Synapseに聞く
51st Design Automation Conference(DAC 2014:2014年6月1日~5日に米サンフランシスコで開催)の展示会にはEDAベンダーやシリコンファウンドリに加えて、設計サービス会社もブースを構えている。その中でもブースの規模が大きくて目立っていたのが、米Synapse…
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「1分で答えます」、IC製造委託のコストや出荷時期を即答するオンラインサービスをeSiliconが開始
米eSilicon社は、台湾TSMCにIC製造を委託した場合のコストや期間を短時間で見積もる無償オンラインサービス「GDSII Quotes」を開始した。チップの仕様などをWebブラウザ経由で対話形式で入力すれば、1分以内にコストや出荷可能時期などをまとめたドキュメントが発行される。
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「あなた好みのレイアウトが選べます」、PulsicがアナログIC向け自動配置配線設計ツール
英Pulsic社は、アナログ回路ブロックの自動配置配線設計ツール「Animate」を開発し、51st Design Automation Conference(DAC 2014:2014年6月1日~5日に米国San Franciscoで開催)の展示会で披露した。「完全自動ながら、アナログ設計者の厳し…
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SynopsysがDSP命令を100個以上追加した新ARC ISAを開発、同ISAのDSPコア2製品も発表
米Synopsys社は、同社のプロセッサーコア製品「ARCコア」に向けた新たな命令セット「ARCv2DSP」を開発した。既存の命令セット「ARCv2」にDSP命令を100以上追加したものである。同社は新しいISAを実装したDSPコア製品「DesignWare ARC EM DSPファミリー」も今回発…
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「あっという間にFPGAプロトタイピング」、SynopsysがIPコア利用で新たな開発キット
米Synopsys社は、IPコアプロバイダーの新たな在り方として「IP Accelerated Initiative」を発表した。IPコアの提供方法を工夫することで、ユーザーがIPコアをSoCへ統合する際の工数削減などを狙う。
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ICのトリプルパターニング設計の高速化技術、会津大が発表
20nmノードでダブルパターニング(2重露光プロセス)は実用化されたが,研究レベルではトリプルパターニング(3重露光プロセス)の開発が本格化してきている。会津大学の小平 行秀氏は米サンフランシスコで行われた51st Design Automation Conferenceにおいて、トリプルパターニン…
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東工大、ICのクアドラプルパターニングへのパターン分割手順を定式化
東京工業大学の松井知己氏(大学院社会理工学研究科 社会工学専攻・社会工学科 教授)は、米サンフランシスコで行われた51st Design Automation Conference(DAC 2014:2014年6月1日~5日)で、ICのクアドラプルパターニング(4重露光)へのパターン分割手法について…
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「組み込みシステムではセキュリティーにコストや労力が払われていない」、Cryptography 社が指摘
米サンフランシスコで2014年6月1日~5日に開催された51st Design Automation Conference(DAC 2014)では、セキュリティーは自動車、IPコアベース設計と並んで、主催者が重点を置く3大テーマだった。5日にはセキュリティーをテーマに米Intel社が基調講演を行い、…
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All Programmable SoCでMooreの法則の終焉を迎え撃つ、Xilinxフェローが語る
米サンフランシスコで開催された51st Design Automation Conference(DAC 2014、6月1日~5日)では、30分間の短いキーノート「SKY(Short Key Note) Talk」が1日に3回程度行われた。6月4日水曜日の最後のSKY Talkには、米Xilinx社…
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Qualcomm、ICの最適な3次元実装方法をシミュレーションで探るフローを確立
米Qualcomm Technologies社と米E-System Design社は、ICの最適な3次元/2.5次元実装方法をシミュレーションで探るフローを確立し、それに関して51st Design Automation Conference(DAC 2014:2014年6月1日~5日にサンフランシ…
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NECの高位合成を使い、HuaweiがMIMOデコーダーをFPGAで試作
米Huawei Technologies社と米FutureWei Technologies社は、移動体通信向けMIMOデコーダーのプロトタイプをFPGAに実装した。その設計にNECのC言語入力ESL(electronic system level)設計システム「CyberWorkBench(CWB)…
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EDAの基礎がオンラインで無償で学べる、しかも修了証がもらえる
東京大学や慶應義塾大学、早稲田大学らがオンライン大学講座を無料で実施しているというニュースをご覧になった読者は少なくないだろう。それでは、MOOC(Massive Open Online Course)というオンライン講座はご存じだろうか。
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Intelはセキュリティーをこう考えている
51st Design Automation Conference(DAC 2014:2014年6月1日~5日にサンフランシスコで開催)の最終日の基調講演には、米Intel社のErnie Brickell氏(Chief Security Architect)が登壇した。講演タイトルは「The Int…
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QualcommがEDA業界に突きつけた6つの要求
米サンフランシスコで行われた51st Design Automation Conference(DAC 2014:2014年6月1日~5日)。6月4日(水)の基調講演には、米Qualcomm社のKarim Arabi氏(Vice President, Engineering)が登壇した。
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埋め込みDRAMは次の世代でも使う、POWER8の講演でIBMが質問に答える
米IBM社は、サーバーなど向けの最新MPU「POWER8」を紹介する講演を51st Design Automation Conference(DAC 2014:2014年6月1日~5日に米San Franciscoで開催)で行った。POWER8と同MPUを採用したサーバー製品の第1弾「IBM Pow…
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「FinFETって、論理合成した回路でどんだけ効果があるの?」、ARMが具体例を示す
Mooreの法則維持に寄与するとされるFinFET。2014年6月1日~5日に米San Franciscoで開催の51st Design Automation Conference(DAC 2014)では、韓国Samsung Electronics社が14nm FinFETプロセスをアピールするなど…
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メタボ対策に向けたヘルスケアガジェット、Pittsburgh大らが開発
米San Franciscoで開催中の51st Design Automation Conference(DAC 2014、6月5日まで)では自動車関連のセッションが目に付く。その中で少し趣向が異なるスペシャルセッションを見つけたので、聴講した。